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ペットを飼っていた不動産は売却時に不利になる?査定額の低下を防ぐ方法

公開日:2021/01/01  最終更新日:2021/01/25


核家族化や少子化が進む昨今、家族として犬や猫をはじめとするペットを家族として迎え入れる方が多くいます。そんな中、子供の誕生や独立などに合わせ物件の売却を検討したとき、ペットを飼っていたから査定に影響すると考える方が多数いますが、実際はどうなのでしょうか?今回はペットを飼っていた物件の売却について解説していきます。

ペットが原因で査定額が下がる?

ペットが原因で査定額に影響があるのか?という質問に対しては、査定額が上がることはほぼありませんが、ペットを飼っているからといって必ず査定額が下がるということではないと言えます。それがどういうことか具体的に説明します。査定額に影響するのは、ペットが居たことではなく、ペットが居たことで、柱や壁についてしまったひっかき傷や壁紙などに染みついてしまったペット特有のにおい・汚れ、他にもノミやダニなどの害虫によるものです。

特に買主は、においにとても敏感です。売主はペットとともに生活しているので、気にならない、気付かないことも多いのですが、内覧の後、成約にならなかった理由を聞くと、他の条件は良かったけど、独特のにおいが気になったから今回は見送ったという声が思いのほか多く聞かれます。

見送らないまでも、価格交渉の際、においが気になるからと売却価格を引き下げるための原因とされてしまうこともあるので事前の対策が必要です。また、一般的に戸建てでは査定額のほとんどを土地が占めるので、ペットによる影響は少ないのですが、マンションの場合、土地だけではなく、内装も含め、物件の資産価値として査定されるため、査定の際にはより入念なペット対策が必要になります。

ペットが原因のにおいやキズ対策

では、実際にどのような対策をすれば良いのか原因ごとに紹介していきます。まずは、一番重要なにおいの対策です。ペットを飼っていた物件の多くは、ペット特有のにおいが染みついていますが、それがどの程度のものなのか生活を共にしている売主では判断がつきません。はじめに自分で出来る徹底的な掃除や消臭スプレーを使うなどの対策を行った上で、知人など第三者に、においの状態を客観的に確認してもらうことをおすすめします。

確認してもらった結果、まだにおいが残っているようであれば、それ以上、においを除去することは素人では難しいため、ハウスクリーニングの専門業者へ相談し、クロスの張り替えや床に付着したにおいを除去する対策が必要になります。

次にキズの対策です。ペットというと犬と猫が圧倒的に多く、特に猫は、爪を研ぐ習性があるので、柱や床のフローリング・畳、壁紙などにひっかきキズが多く残ります。

売主としてはリフォーム等で完全に直してから売却した方が良いのか、そのままで良いのか判断を迷う所です。まず軽度なものであれば、売主側で修繕を行って引き渡すか、売却価格から修繕費用相当額を差し引きそのままの状態で引き渡すかは、買主の意向を聞いた上で判断すれば問題ありません。

リフォームを前提としている場合、売却価格が少しでも安くなることを望むケースも多いからです。ただ壁一面がひっかきキズだらけであったり、深いキズが多くあり見た目の印象があまりにも悪い場合は内覧の際、印象が悪く購入に至らない可能性もあるので、その場合は事前の修繕をお考え下さい。

念のためダニ・ノミにも注意

においやひっかきキズと違い、表面的にはきれいに見えてもペットを飼っていた物件を売却する時に一番注意しなければならないのがダニやノミです。物件の購入を検討している人が、ペットを飼っている人や飼った経験のある人であれば、予防注射などでノミやダニの発生を抑えられることを知っているかもしれませんが、ペットを飼った経験のない人は、いまだに「ペット=ノミやダニ」というイメージを持っている人が多数います。

そのため、内覧の前にはいつも以上に入念に掃除をし、ノミやダニのイメージを払拭出来るよう心がけましょう。特に購入希望者に新生児や乳幼児がいる場合や犬や猫などの動物に対してアレルギーを持っている場合は要注意です。ノミやダニの死骸やペットの抜け毛は、アレルギーを引き起こす原因になります。内覧予定者がそのような方だった場合、不動産会社の営業マンと相談し、ハウスクリーニングの業者に依頼するなどの対策を講じる必要があります。

また、修繕やクリーニングなどでペットが居たことが分からないぐらいきれいで清潔になったとしても、ペットを飼っていたことを不動産会社や買主に隠すことは絶対にしないでください。不動産は大きな買い物であり、買主と売主と仲介に入る不動産会社は、互いに信頼関係がなければなりません。万が一ペットの存在を隠し、後日発覚してしまった場合、状況によっては損害賠償が発生する可能性もあるので、絶対にやめましょう。

 

今回はペットを飼っていた物件の査定と売却時の注意点について解説しました。読んでいただくと分かる通り、ペットが居たことでプラスに査定されることはほぼありませんが、入念な掃除や修繕、時にはハウスクリーニングなどでしっかりと誠実に対応すれば大幅なマイナスになることはありませんので、ご安心ください。また、どこまで修繕すべきなのか?ハウスクリーニングが必要か?などは物件により異なりますので、信頼出来る不動産会社に相談することをおすすめします。

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